1990年後半のスマートフォン誕生から20年近く経ち、通信キャリアに縛られない格安スマホも登場しました。

日本国内のメーカー製品では、SONYのXperiaやSHARPのAQUOSなどが主力となっていますが、世界各国に目を向けてみると、高性能でデザイン性が高く安価、というようなスマートフォンが続々発表されています。

そんな中、フランスのメーカー「Wiko」も日本の市場に参戦。Wikoは世界30カ国以上で事業展開している人気メーカーで、2017年2月に格安スマホの「Tommy」を発売しました。

「Tommy」を見て誰しもが思う第一印象は“おしゃれ”だということ。背面にあしらわれたカバーはターコイズやピンクなどビビッドな印象で、見ている人を楽しませます。

「Wiko」を崩したようなロゴが背面と前面下部に印字されており、それもまたTommyのチャームポイントとなっているのです。

カラーバリエーションは、フラッシー・レッド、トゥルー・ブラック、ブリーン（青緑）、クール・グレイ、サン・イエロー、ホットピンクの6色を展開中で、ソフトプラスチックか革製品かの2択からスタイルに合わせて選べます。

Tommyのスペックは下記の通りです。LINEやインターネット閲覧など基本的な操作に問題ないといえるでしょう。

●ディスプレイ：5インチ
●サイズ：145.9×71.5×8.9mm
●重量：約165g
●OS：Android6.0
●CPU：Snapdragon210 1.3GHz
●メモリ：2GB
●ストレージ：16GB
●外部ストレージ：microSDXC（最大64GB）
●バンド：LTE1/3/8/18/19（VoLTEにも対応）
●バッテリー : 2500mAh
●解像度：720×1280
●カメラ画素数：メイン（800万画素）イン（500万画素）

ハイスペックスマホとはいきませんが、格安スマホとはまずまずの性能を持っています。10代〜20代の若者にアプローチしているスマホで、インカメラでは自撮りの状況に合わせて光を加減してくれます。

Tommyの魅力としてはジャイロセンサーが搭載していることです。ジャイロセンサーがあることでできるアプリといえば「ポケモンGO」。格安スマホには搭載されることが少ないので、こちらの機能は珍しいともいえます。

実際にプレイするとやはり処理能力の問題で動きが止まることもあるので、Tommyでゲームするなら軽めのアプリがおすすめになります。

Tommyの販売価格はビッグカメラの通販サイトで14,770円（税抜き）となっています。約15,000円で購入できますね。さらにNTTコムストアのgoo Simsellerでは、13,200円（税抜き）です。

現在はフラッシー・レッド、トゥルー・ブラック、ブリーン（青緑）の3色のみ展開しているようで、今後カラーバリエーションが増えるでしょう。

いかがでしたか？Wikoの新アイテム「Tommy」はポップな見た目で素敵なデザイン性のあるスマートフォンです。価格に比べて洗練されたパッケージで、スマホケースを装着せずにそのまま外で使用するのが楽しくなりそうなアイテムでした。

基本的な処理能力のあるスペックを兼ね備えているので、格安スマホデビューの人にもおすすめ。ビッグカメラやNTTコムストアで実際に販売しているので、チェックしてみてはどうでしょうか。

お読み頂きありがとうございました。