無線通信規格として進化し続けるBluetooth

2016年12月に新規格が発表された

2016年12月に新規格が発表された

BluetoothはWi-Fiと並ぶ世界的な無線通信規格です。エリクソンやインテル、東芝などが策定し、1999年Bluetooth1.0の提供を皮切りにこれまで4.2までバージョンを発表してきました。

2016年12月にはBluetooth SIG(Bluetooth Special Interest Group)が、「Bluetooth5」を発表し話題を呼んでいます。

今回は、従来のバージョンとはどのような違いがあるのかを調べてみました。

通信速度が2倍、通信範囲が4倍、通信容量が8倍になる見込み

通信速度やキャパシティが改良

通信速度やキャパシティが改良

新規格のBluetooth5では、通信速度が2倍になると発表しています。また、通信範囲がBluetooth4.2に比べ4倍になる見込みです。通信範囲を広げるためのオプションは、Bluetooth4.2では1Mbpsでした。これを500kbps、125kbpsにあえて低下させることで誤差が少なくなり通信できる距離が最大120mに長くなるとされているのです。

通信容量(キャパシティ)は8倍になるとBluetooth SIGは豪語しており、デバイスのloT化の可能性がさらに広がるでしょう。

主な機能の更新には、4倍速、2倍速、および8倍のブロードキャストメッセージ容量が含まれます。より長い範囲は家全体と建物のカバレッジを強化し、より堅牢で信頼性の高い接続を実現します。

ナビゲーションや1対複数の伝送ができるようになる

ひとつのデバイスから複数に伝送

ひとつのデバイスから複数に伝送

Bluetooth5では従来規格から改良した点として、同時に情報を受け取れるようになるということ。メディアファイル、位置情報といった細かなデータをBluetooth5のデバイスから送信され、GPSの届かないエリアまでナビゲーションしてくれるようになります。

もう一点、メッシュ機能が追加されたことも注目すべきでしょう。これまではデバイス間で1対1の通信が一般的でしたが、メッシュ機能により1対複数の伝送が増えるようになるのです。

2017年にBluetooth5搭載のデバイスが発売

次期iPhoneに搭載される可能性が高い

次期iPhoneに搭載される可能性が高い

Bluetooth5を搭載したデバイスはリリースから2〜6ヶ月後に一般消費者が目にするだろうとBluetooth SIGは発表しています。国際的には、Xperia XZ Premiumなどすでに搭載されているスマートフォンも発売中です。

このBluetooth SIGのメンバーにAppleが2015年から加入しており、2017年に発売されるであろうiPhone8にBluetooth5が搭載するのではないかとの噂も広がっています。

Bluetooth5によりワイヤレスで高音質な音楽が楽しめるかもしれませんね。

現在使用中のデバイスは接続できない可能性が高くなる

Bluetooth5規格のレシーバーが必要になることも

Bluetooth5規格のレシーバーが必要になることも

現在、自分が使用しているスマートフォン、iPhone、パソコンがBluetooth5を使えるのか気になるところですが、新規格になるのでおそらく接続できないだろうといわれています。接続できない場合は新たなレシーバーが必要で、Bluetooth5を搭載した外付けタイプのアクセサリーが販売される可能性が高くなります。

しかし一方では、現段階でサポートされているBluetoothの最新バージョンを備えているデバイスは、Bluetooth5にアップグレードできる可能性もあるとされており詳しい情報は入ってきていません。

通信速度やキャパシティが大幅に改善される

今回は、新規格「Bluetooth5」についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

まず、従来規格と違う点は、通信速度が2倍、通信距離が4倍、通信容量が8倍になるということです。Wi-Fiに比べると無線通信規格として距離などがどうしても狭かったので、これは嬉しい改良点ですね。

Bluetooth5を搭載したデバイスはまだ少ないので、使用感などの詳細はまだわかりませんが、とても期待できるのではないでしょうか。

お読み頂きありがとうございました。

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