自作パソコンの電源といえば、AT・ATX・SFXなどなど種類が多く、初めての方などはどの種類をかえば良いのか迷ってしまいます。その中で、最近SFX電源が流行しています。
「じゃあ、流行に合わせて買えばいいんじゃないか」と思うかもしれませんが、種類が分かれているのには理由があります。
なぜ、SFX電源が流行っていて、それにはどのような特徴があり、用途は何なのか。
これらを知ることで、電源選択の際の幅が広がることでしょう。

そこで今回は、SFX電源の特徴と用途を売れ筋から見ていきたいと思います。

SFX電源の主な特徴 MicroATX規格に準じた電源ユニット

SFX電源とは

SFX電源とは

まずは、SFX電源の特徴についてご紹介します。

SFX電源は、小型PC用のMicroATX規格に準じた電源ユニットです。
MicroATXというのは、マザーボード仕様で前述のとおり、小型PC向けのものです。
小型PC向けですので、電源ユニット自体はATX電源より小さくなっており、-5V出力が省略されています。
また、出力の方も100Vから400V程度までとATX電源より小出力です。

なので、ミニタワーケースといった小型のケースで自作する際に使用するのが主です。

売れ筋のSFX電源から見る用途

主な特徴がわかったところで、次はSFX電源の売れ筋商品から、その用途について考えていきましょう。
売れ筋がなぜ売れているのか、どのような用途で使われているのか知ることができれば、自分が電源を選ぶ際に大きな力となります。

売れ筋商品 “SST-ST30SF”

SILVERSTONE   SST-ST30SF [ブラック]

SILVERSTONE SST-ST30SF [ブラック]

電源メーカー“SILVERSTONE”より2013年10月に発売された「SST-ST30SF」。

お手頃な価格と優れた性能が魅力的でコストパフォーマンスが高いのが売りです。
80 PLUSブロンズレベルの効率を有し、効率レベルは以前より向上しています。
工業製品グレードの保護回路を採用しており、パワーと低ノイズ動作を実現し、使用心地抜群!

口コミでも人気のSFX電源ユニットです。

メディアサーバー向けに購入しました。
実際の消費電力は起動時でもミドルハイぐらいの構成でも300Wで十分足りるとは思いますが、コネクタが短く数も少ないので、中型以上のケースには不向きかと思います。
セミファンレスの電源は大抵そうですが、実際にファンが回ることはほぼなく、静音性を求める自分にはうってつけです。
変換効率そのものは80 PLUS Bronzeとそれほど優秀な訳ではありませんが、ファンが回らないため、実際の消費電力は80 PLUS Goldクラスです。
電源としては申し分ないです。

使用例としてはメディアサーバーというものが上がっています。
メディアサーバーなどでは、基本的に小型のケースを使いますので、SFX電源の利用例としてバッチリなものです。
SFX電源は小型なのでセミファンレスと言った形で静音性にも優れた物が多いのが嬉しい点です。

売れ筋商品 ”SST-SX600-G”

SILVERSTONE   SST-SX600-G [ブラック]

SILVERSTONE SST-SX600-G [ブラック]

同じく電源メーカー“SILVERSTONE”より2014年7月に発売された「SST-SX600-G」。

2012年に発表した画期的なSFX電源「ST45SF-G」以来、新た業界基準の開発に成功!
以前の製品と同じサイズに比べ、出力密度を大幅に増加しており、SFX電源でありながら、600W連続出力が可能です。
80PLUS GOLD認証で変換効率はとても高いのが特徴です。

ファイルサーバで使っていますが450Wでは電力不足で起動せず、構成をあきらめてたところ、当電源が発売になり即刻購入しました。現在は他社からも出ていますがSFXで高容量は貴重でした。
できるだけコンパクトに組みたかったのでSFX-Lではなく標準のSFXサイズにしました。
因みにSX500-LGもセミファンレスとなっておりますが、回り始めが41度920rpmで対してSX600-Gが45度739rpmです。
この差は非常に大きいです。
高価ですが価格通りの性能を実感しております。

コストパフォーマンスでいえば、先ほどのものより劣ってしまいますが、やはり魅力はその出力の高さです。
お話した通り、SFX電源は基本的に100Vから400V程度の出力なのですが、こちらは600Vもの出力です。
小型でありながら、この出力なので通常では電力不足になるようなパーツ構成も十分対応できるのが嬉しいところです。

省スペースでハイスペックを考えた場合の選択としてこの電源はぴったりと言えるでしょう。

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